私がこの地に開業して感じたことは、地域医療(かかりつけ医)の大切さと予防医学についてです。
耳鼻咽喉科では、生まれたての赤ちゃんから幼児・小児・成人・そして老人まで幅広い年代の患者さんを診察します。そこで、病気も成長に合わせて経過を追うこともあり、この地で開業してそのことを深く実感しています。たとえば風邪や発熱でも耳鼻咽喉科医が診察しないと見つからない病気もあります。年齢や症状にとらわれず、まずはお気軽に受診して頂きご相談頂ければと思います。
そして、もうひとつ力を入れているのは予防医学です。患者さん方は病気になってからはじめて受診をします。もちろん現状況を治療するのは当然ですが、では、どうしてそのような状況になってしまったのか、どうしたらならないですむか・・・などの予防医学の観点からもお話させていただくことも多くあります。そして一人ひとり環境や症状など違いますので、患者さんの希望に合った治療を心がけて提供したいと思ってます。
まず、耳鼻咽喉科とは・・・漢字の通り、みみ、はな、のどの周辺を専門に診る科です。
発熱がある、耳が痛い、鼻が出る(アレルギー性鼻炎含む)、咳が出る、喉が痛い、飲み込めない、首(のど)の周辺が腫れてる(痛い)など・・・そんな症状は耳鼻科疾患が考えられます。
当院では頸部のエコー検査も出来ますので甲状腺疾患が気になる方も受診してみてください。
めまいも耳鼻科疾患の可能性がありますので、意識が無くなる、手足のしびれやろれつが回らない・・・といった症状がなければまず耳鼻科で検査をして診断を受けてみてください。(意識消失や手足のしびれなどがある方はまず脳外科を受診して下さい)
アレルギー検査は採血検査で行っております。当院では抗体がだいたい出来上がると言われてる頃(6歳以降)の採血をお勧めしております。基本項目は6項目(ハウスダスト・カビ・スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ)で希望の項目があれば追加もできます。